この行事案内は、2018年のご案内です。
診療内容向上研究会 第543回
ざ瘡治療の今後の展望
−たかが、ニキビ。されどニキビ。
日 時 | 8月25日(土)17時〜 |
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会 場 | 協会5階会議室 |
講 師 | 明和病院皮膚科部長・にきびセンター長 黒川 一郎先生 |
2017年に日本皮膚科学会尋常性ざ瘡治療ガイドラインが改訂されました。 過酸化ベンゾイル製剤の上市によって、日本におけるざ瘡治療はようやく世界標準に近づいてきました。尋常性ざ瘡は皮脂分泌の亢進、男性ホルモンなどの内分泌的因子、毛包漏斗部の角化異常、ざ瘡桿菌の増殖と炎症の四つの因子が発症に重要と考えられています。しかしながら、尋常性ざ瘡の合併症としての炎症後色素沈着、瘢痕、嚢腫・硬結に対する治療はまだまだ途上にあります。当科では2011年ににきびセンターを開設し、ケミカルピーリング、イオン導入による自費診療による治療を積極的に行い、顕著な効果を示しています。 今後、創傷治癒の側面からざ瘡治療へアプローチすることが重要と考えております。 【黒川 記】 |
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