この行事案内は、2019年のご案内です。
診療内容向上研究会 第556回
プライマリ・ケア・総合診療からみたリウマチ・膠原病診療
日 時 | 9月28日(土)17時~ |
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会 場 | 協会5階会議室 |
講 師 | 天理よろづ相談所病院 総合診療教育部副部長 石丸 裕康先生 |
リウマチ・膠原病疾患は、最も多い関節リウマチであっても約33万人(平成26年患者調査)と、例えば高血圧(1010万人)、糖尿病(316万人)と、common diseaseであってもその数は多くはありません。膠原病については最も多いSLEであっても6万人程度で、稀な疾患といえます。 しかしながら、こうした疾患を専門とするリウマチ専門医の数も多くはなく、また地域格差も大きいのが実情であり、そのため、リウマチ・膠原病診療におけるプライマリ・ケア医の役割は地域により大きく変わる可能性があります。 リウマチ・膠原病疾患の複雑な管理は専門医の役割ですが、(1)疑わしい疾患の拾い上げ (2)比較的シンプルな病態の管理 (3)併存病態の管理、等についてはプライマリ・ケア医の役割が重要となると考えられます。本講演では、比較的非特異的な症状で受診することの多いリウマチ・膠原病疾患の拾い上げと診断、専門医と連携の上での疾患管理を主に概説したいと考えています。 【石丸 記】 |
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