兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2026年9月25日(2143号) ピックアップニュース

燭心

 混迷を極めた沖縄県知事選は現職・玉城デニー氏の惜敗で幕を閉じた。現地へ行ったが、ネトウヨを使った選挙妨害、マスコミによる誤った世論誘導を感じた。基地はいらないと訴える県民たちの声を無視し続ける、看過できない政府の横暴。まだまだこれから闘いは続く▼先日の辺野古海域の転覆事故は要因として、「波浪注意報が発令されている中」「サンゴ礁に近づき過ぎた」「定員ぎりぎり」「抗議船の利用」などが挙げられ、船長の判断ミスが主要因とされている。しかし、琉球大学・仲座栄三名誉教授は別の可能性を指摘する。周辺沿岸では当時1・5m程度の波だったが、ANNの映像や生徒撮影の動画から転覆時の波高は7〜8mあった。突然の三角波だったと推測され、工事の影響があるのではないかと。過去にダイビング船や作業船も同様に転覆しており、国は注意喚起をするべきであったという▼川名晋史著『在日米軍基地』から。1966年、ベトナム戦争時代にすでに米軍は辺野古の滑走路を計画していた。現在のプランと似通っており、違いは長さとV字型でなく平行であることぐらい。辺野古湾の軟弱土壌について当時すでに分かっていた。普天間基地との交換があり得ないことは今さら分かったことではない▼負担を増やすだけの辺野古新基地建設に反対し、観光産業の要である那覇空港を米軍から守ろうとした県民の主張すらねじ曲げたことには今も腹が立つ。やけ酒ではない。日本と沖縄の未来を誓い乾杯。(酔)
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