兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2013年4月05日(1715号) ピックアップニュース

元町駅前で署名を呼びかけ 「安心の医療つくろう」

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市民と対話しながら署名を集める加藤副理事長(左手前)と吉岡副理事長(奥)

 協会は3月23日、神戸・元町駅前で患者負担軽減などの署名を呼びかける街頭宣伝を実施した。池内春樹理事長、武村義人・加藤擁一・吉岡正雄各副理事長、白岩一心理事らが参加し、48筆の署名が集まった。
 白衣姿の役員が交代でマイクを握り、「日本の窓口負担は高すぎる。ヨーロッパでは、医療機関でお金を払わないのはあたりまえ。日本では窓口負担を気にして受診できず、病気が悪化してしまう人もいる。安心して医療を受けられるため、ぜひ署名してほしい」「弱者に重い負担を課す消費税増税を止めよう」「ねずみで停電してしまうように、2年経っても福島原発事故は全く収束していない。再稼働をやめさせ、原発はただちにゼロにしよう」「東日本大震災の教訓は、災害時に拠点となるような病院は高台など安全な場所に整備することと施設を分散させることだ。県立こども病院のポートアイランド移転は津波の危険が高いだけでなく、すでに小児科を持つ中央市民病院との機能重複も問題だ。移転計画は撤回を」などと通行人に訴え、署名への協力を呼びかけた。また、ハガキ署名付きのポケットティッシュも配布した。
 訴えを聞いた市民は「子ども病院が移転するとは知らなかった。ポーアイに移転すれば不便」「窓口負担を下げてほしい」などと述べ、署名に応じた。
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