兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2014年2月25日(1743号) ピックアップニュース

国会行動 70歳窓口負担の1割継続求める署名 追加分 1300筆を提出

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(上)住江保団連会長(右3人目)ら保団連役員が田村智子参院議員(右端)に会員署名を提出、(下)井坂衆院議員(奥)と医療政策などで懇談

 協会は2月6日、保団連中央要請行動に参加し、「70〜74歳の患者窓口負担1割の継続を求める」請願署名1388筆を国会に提出した。昨年11月に提出した5045筆とあわせ、署名累計は6433筆となった。住江憲勇保団連会長が、田村智子参議院議員(共産)に提出した。
 住江会長は「勤労者の賃金が上がらず消費税が増税される中で、高齢者の窓口負担を増やすのは許されない」などと要請。田村参院議員は「安倍首相は、消費税は社会保障に使うと何回も説明しているが、増税しながら社会保障を改悪しようとしている。皆さんと一緒にがんばりたい」などと応じた。
 保団連は同日、国会議員会館内で「守り育てよう国民皆保険」と題した集会を開催し130人が参加。全国から患者署名の取り組みや診療報酬問題などが報告され、交流が行われた。

井坂衆院議員と懇談

 協会は2月1日に、井坂信彦衆院議員(結いの党)と協会会議室で懇談。協会から池内春樹理事長、加藤擁一・武村義人・西山裕康・川西敏雄各副理事長が参加した。
 井坂氏が以前から重視している「疾病予防」政策について、協会は「予防は国が責任を持って行うべき」と、ワクチン接種や健康診断を公費で負担すべきと訴えた。
 懇談後、正副理事長会議であいさつした井坂氏は、「政策で一致する点は、一緒に取り組みたい。今後も医療政策について教えてほしい」と述べた。
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