兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2019年2月15日(1901号) ピックアップニュース

審査、指導、監査対策学習会
指導の際は弁護士帯同を

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八木先生が審査や指導の概要、注意点などを紹介

 協会は1月19日、協会会議室で「審査、指導、監査対策学習会」を開催した。八木秀満副議長(協会審査対策部長)と野田倫子弁護士(神戸花くま法律事務所)が講師を務め、医師やスタッフら89人が参加した。
 八木先生は、最新刊の『保険医のための審査、指導、監査対策−日常の留意点【第4版】』(保団連発行)をテキストに、審査や指導の概要、注意点などを紹介。保険者に比べて少ない医療機関側の再審査請求を呼びかけたほか、高点数も選定基準とする個別指導の問題点などを指摘した。
 野田弁護士は個別指導の法的問題について講演。半強制となっている「自主返還」や、一部の威圧的な指導の実態など、自身の指導帯同経験も交えながら解説した。
 参加者アンケートでは「(個別指導の選定基準として)一律に高点数を問題とすることに納得できない」「カルテ等をもう一度確認しようと思った」「指導の際、弁護士にも相談していいことがよく分かった」などの感想が寄せられた。
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