兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2020年3月05日(1935号) ピックアップニュース

みんなでストップ!負担増(2) 署名インタビュー「私も集めてます」
ハガキ署名&投函箱で取り組みやすい 東灘区  森岡 芳雄先生

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先生とスタッフが力を合わせ、ハガキ署名と投函箱を活用

 政府の医療・介護の負担増計画を阻止するため、協会が5万筆を目標に集めている「みんなでストップ!負担増」署名への取り組みを紹介している。第2回目は東灘区・東神戸病院の森岡芳雄先生にお話を伺った。

 今回協会が作成した「ハガキ署名」は非常に取り組みやすくおすすめです。ハガキサイズとコンパクトなので診察室に置いても邪魔にならず、診察が終わった後にスッと出し、協力をお願いしています。
 診察室以外にも受付などに置いたり、スタッフにも声かけをしてもらったりすることで、関心を持ち、手に取る方も多いです。また一定の硬さがあるため、待合室で机がなくても膝の上などで書くことができます。
 署名に対し、プライバシーを気にする方もおられるので、投函箱を用意しておいて、1名でも署名を書いたらすぐに投函していただけるようにし、8~9割の方には署名を書いてもらっています。
 私は小児科医なので付添いの親御さんに主に協力いただいています。神戸市ではこども医療費無料化が実現していないので、窓口負担軽減という協会の要請項目は、患者さんに共感いただけます。
 安倍政権は、少子化対策を進めるとしていますが、少子化の最大の要因は若い労働者の賃金低下と長時間労働です。少子化対策というなら、国はまず雇用の改善をすべきです。また、各自治体任せではなく、国の責任でこども医療費の無料化を行うことです。
 今必要なことは、消費税などで庶民への負担を増やすことではなく、社会保障を充実させることでしょう。政府が医療・介護・教育・福祉にもっと税金を使い、格差社会を是正し、国民生活の将来不安を一掃することが、経済発展にもつながっていくと思います。会員の先生方が「患者負担増反対」の署名で大同団結し、数を積み上げて国会に提出すれば、政権の政策を転換させる非常に大きな力になると思います。ぜひ皆さんも一緒に署名を集めましょう。



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みんなでストップ!負担増
「ハガキ署名」を投函できるボックスも新たにご用意

ご注文は電話078-393-1807まで
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