兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

兵庫保険医新聞

2022年6月05日(2007号) ピックアップニュース

通常国会署名提出へラストスパート!
〝負担増困る〟署名ぞくぞく 負担増中止へ街頭宣伝

2007_07.jpg

負担増について市民と対話する川西副理事長(中央)と協力を訴える西山理事長(右)

2007_08.jpg

署名を集める水間理事

 協会は政府の75歳以上の患者窓口負担2倍化中止を求め、請願署名に取り組んでいる。現在までに集まった署名は約1万筆。5月14日には、元町駅前で署名を呼びかける街頭宣伝を行い、西山裕康理事長、川西敏雄・口分田真・白岩一心各副理事長、岡本好司・水間美宏両理事が参加し、わずか30分間で70筆もの署名が集まった。

 西山理事長は「負担増は10月に実施予定だが、70歳から74歳の2割化が狙われたときも、署名運動の力で延期させることができた」「今夏には参議院選挙がある。負担増に反対する勢力を大きく伸ばすことができれば、今からでも止めることが可能だ」と署名への協力を訴えた。
 川西副理事長は「若い世代への負担を減らすと言うが、現役世代の保険料の軽減額は、月に30円程度にとどまることが国会答弁で明らかになっている」と強調。白岩副理事長は「年金も目減りしている中で高齢者の負担は増える一方だ。これ以上の高齢者いじめはやめさせなければならない」と訴えるなど、それぞれマイクを握り市民にアピールした。
 署名に協力した市民は「来年で75歳になる。2割負担は大変困る」「少なくともコロナ禍でやることではない」などと語った。
今号同封の2つのパンフをご活用ください
 兵庫協会と保団連はそれぞれ、参院選に向けたパンフレットを作成しました。ぜひご一読いただき、待合室に置くなどご活用ください。
2007_09.jpg
バックナンバー 兵庫保険医新聞PDF 購読ご希望の方