兵庫県保険医協会

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審査対策部だより

近畿厚生局への移管によって今年度から「指導」の実施方法に大きな改変 ~指導の通知が届いたら、まず協会にご相談下さい~

2009.01.05

社会保険庁改革によって、昨年10月から保険医療機関に対する指導・監査等の業務が「兵庫社会保険事務局」から「近畿厚生局兵庫事務所」に移管された。これによって指導等の取り扱いが全国的に標準化する方向で進められており、兵庫でも今年度から「新規指定後個別指導」「集団的個別指導」が従来の取り扱いから大きく改変されていることが明らかになった。
協会では、保団連・近畿厚生局管内の他協会とも協力して、近畿厚生局への懇談申し入れ、改善要求等を行っている。
以下に、昨年までと改変された内容を記載する。(医科歯科共通)

「新規指定後個別指導」(新規指定より概ね6カ月を経過した医療機関を対象)

08年度まで
指導対象の患者リスト(10人分)の送付:指導実施通知(実施日の3週間前)に同封
指導対象患者のレセプト:単月(1カ月分)
指導結果による返還:原則なし
指導実施時間:(歯科)45分 (医科)1時間

今年度
指導対象の患者リスト(10人分)の送付:前日の午後にFAXで通知
指導対象患者のレセプト:連月(2カ月分)
指導結果による返還:指導対象レセプト(2カ月分)について返還
指導実施時間:医科歯科とも1時間

「集団的個別指導」(診療科別に平均点数が県平均の一定割合〈診療所1.2倍、病院1.1倍〉超で、医療機関総数の上位8%の範囲を対象。(但し、前年度・前々年度に個別指導・集団的個別指導を受けた医療機関を除く)
従来、医科は「社保地区別懇談会」(08年度12会場) に併せて実施していたものを、医科は神戸・姫路2会場のみで別に開催、歯科も「地区別指導」(08年度4会場)に併せて実施していたもの地区別指導とは別に開催することとされた。