兵庫県保険医協会

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審査対策部だより

2021(令和3)年度の指導および監査の実施状況(兵庫県)

2023.02.05

 協会は近畿厚生局より「2021(令和3)年度保険医療機関等の指導及び監査の実施状況報告書」(兵庫県)の開示を受けた。

「高点数」による個別指導は2023年度も実施なし

 2020年度に続き、コロナ禍により個別指導の実施件数は年度当初予定よりも少なく、医科診療所5件(当初予定は25件)、歯科14件(同26件)となった。
 個別指導の選定理由が「情報提供」によるものは医科診療所3件、歯科4件、「再指導」によるものは医科診療所2件、歯科10件だった。協会が廃止を求めている「高点数」による指導は予定通り行われておらず、2022年度、2023年度も実施しないこととされている。
 なお、監査については実施されなかった。

新規指導:医科診療所で8割が自主返還に

 新規個別指導の実施件数も、前年度比では増加したものの、年度当初の予定より減少。医科59件(当初予定は114件)、歯科49件(同70件)となった。実施件数のうち、結果が「再指導」は医科3件(約5%)、歯科2件(約4%)だった。
 新規指導にともなう診療報酬の自主返還は、医科診療所46件29万6,775円、歯科23件6万8,517円。歯科は半数弱だが、医科では8割近くの医療機関が返還を求められている。

2021(令和3)年度指導及び監査の実施状況〔兵庫県〕
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通知が届いたら協会へ相談を

 協会では近畿厚生局および厚生労働省に個別指導や監査の改善を求めているが、医療機関においては日ごろからのカルテ記載、保険請求ルールの学習も不可欠である。
 今年度は個別指導・新規個別指導いずれも、コロナ禍以前のペースで実施されているほか、厚労省は未実施分の新規個別指導の解消に努めるとしている。
 個別指導等の実施通知が届いたらぜひ協会に相談していただきたい(医科電話078-393-1840、歯科電話078-393-1809)。