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尼崎公害患者・家族の会が第45回総会 青い空、きれいな空気求め運動続ける

2016.08.25

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 大気汚染公害病認定患者らでつくる「尼崎公害患者・家族の会」は8月6日、尼崎市内で第45回定期総会を開催し、80人が参加。今後の活動方針などを確認した。

 羽柴修弁護団事務局長が訴訟や国との連絡会で大型車の通行を規制する環境レーンやロードプライジングなどを勝ち取ってきた経緯を報告し、「全国へ運動を広げていかないといけない」と報告。松光子会長は「戦争法(安保関連法)が通ってしまい、戦争の足音が近づいているように思う。もし戦争になると公害患者など弱い立場の人は無視されてしまう。戦争こそ最大の公害だ。尼崎公害患者・家族の会は公害団体として日本で一番団結力がある。皆で戦争反対の声を今上げていかないと日本はおかしくなってしまう。今後もがんばっていこう」と激励した。

 尼崎市・野村医院の中田雅之院長が「やはりまだまだ健康被害を訴える患者さんは多い。今後も職員一同、患者さんに寄り添い支えていきたい」と来賓あいさつ。尼崎市長の稲村和美氏が「みなさんのがんばりのおかげで、青い空、きれいな空気の中で市政100周年を迎えることができた」とあいさつした。

 森岡芳雄環境・公害対策部長(協会副理事長)の「これまでの公害闘争を勝ち抜かれた運動と環境汚染軽減への活動から、尼崎再生、反戦反核平和へと展開されている運動精神に心から敬意を表する」とするメッセージが読み上げられた。

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