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国際部研究会「移民・難民コミュニティでの医療」報告

2022.04.15

国際部研究会「移民・難民コミュニティでの医療」報告

日本国内での難民の医療の実態を知る

 国際部 水間美宏

  協会は2月27日、被災民・難民救援活動に取り組んできた、横浜市の港町診療所の山村淳平先生を講師に、国際部研究会「移民・難民コミュニティでの医療」を開催。会場とオンラインを合わせ17名が参加した。司会を務めた水間美宏先生の報告を紹介する。
 先生は1990年代にアジアやアフリカで被災民や難民への医療支援を行い、2000年代からは横浜の港町診療所で働くとともに、関東の移民・難民のコミュニティで医療相談をしています。当日は移民・難民へのインタビューをもとに、その医療を生々しく語ってもらいました。
 結核になったビルマ人は「自分で医療費を払いなさい」「ビルマに帰りなさい」と言われましたが、支援団体が間に入り、結核を治してから別の会社に就職できました。
 妊娠したベトナムの技能実習生は、強制帰国を避けるため、インターネットで中絶ピルを買って飲み、腹痛と出血をおこして相談に来ました。
 重病のため救急車を呼んだクルド人は、それまで未払いはないのに、救急隊員が病院から費用を払えるか尋ねられているのを聞きました。
 一方でロヒンギャのコミュニティを訪れた大学生たちは、難民キャンプの情況を直接聞くなどしたあと「私たちにできることは?」と尋ねます。
 スリランカなどからの移民・難民を雇っている農家は、人間的な信頼関係ができてからは「一日も感謝の気持ちを忘れたことはない」「日本人のイメージにプラスになると自負している」と言います。
 講演を30分にまとめた動画「移民・難民コミュニティでの医療」がYouTubeに載っていますのでぜひ見てください。

動画はこちらから

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