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クイズで考える日本の医療2019春 8千件を超える応募 「消費税は医療や介護には使われません!」

2019.08.05

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協会役員が厳正に抽選を行った

 協会が実施した景品付きクイズチラシ「クイズで考える日本の医療2019春」にはチラシとメールを合わせて8292通の応募があった。7月24日の政策・運動・広報委員会で当選者の抽選を厳正に行い、165人が当選した。当選者には兵庫県のグルメ商品が送られる。今回のクイズは「消費税は医療や介護には使われません!」をテーマとし、3月14日から7月1日までの約3カ月間、会員医療機関または協会ウェブサイトで患者・市民からの応募を受け付けた。

 このクイズチラシは、政府が10月に「社会保障充実のため」を口実のもと消費税増税を行おうとしている問題点をクイズを通し考えてもらうもので、10月からの消費税10%中止を求める世論を高めることが狙い。クイズの設問は「消費税が5%から8%に上がった時、行われたことは何でしょうか」「消費税収は1989年の導入以降総額で327兆円だが、法人税と所得税はどうなったでしょうか」「収入に占める消費税の割合が低いのはどんな人たちでしょうか」の3問。
 それぞれの設問で、(1)消費税が5%から8%へ引き上げられた時にも患者負担増が行われ、社会保障の充実には使われなかったこと、(2)消費税導入以降法人税と所得税が大幅に引き下げられてきたこと、(3)消費税は富裕層より低所得者の方が、負担率が高くなる不公平な税制であること、を市民に分かりやすく伝える内容となっている。チラシ裏面のヒントを読めば正解が分かるよう工夫されており、正解率は9割以上となっている。
 応募用紙の「ご意見」欄には「消費税増税の問題点がよく分かった」「消費税10%増税には断固反対」「消費税が上がるのに、法人税と高額所得者の所得税が減る、というのは納得がいかない」など多数の意見が寄せられた。
 景品付きクイズチラシは2005年に第1回を行って以来、毎回好評で、2012年からは年間2回実施に増やした。患者・市民に、楽しみながら日本の医療に関する情報を知ってもらえるのが魅力となっている。
 今回は正解者の中から50人に1人の割合で兵庫県内のグルメ景品が当たる。当選者には近日中に当選通知を発送する。

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ストップ消費税10%署名

消費税10%中止を求める請願署名にご協力を

 協会は、消費税増税中止を求める署名運動に取り組んでいます。税率が上がれば医療機関の損税が増え、医院経営が悪化するおそれがあります。
 月刊保団連8月号に署名を同封しています。

7月30日現在2450筆
いっそうのご協力を! 
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