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反対の声無視し10月から 75歳以上の患者さんの窓口負担2倍へ
お手元の署名は大至急ご返送を!

2022.09.15

2016_02.jpg 政府は来月1日から、一定所得以上の75歳以上の患者さんの窓口負担を1割から2割へと2倍に引き上げようとしています。協会・保団連は、これ以上の患者負担の引き上げは受診抑制を招くとして中止を求める請願署名を集め、これまでに兵庫協会で1万5千筆超、全国で13万5千筆超の声を国会に届けてきました。しかし、政府はこの声を無視し、強行しようとしています。
 引き上げの対象となる患者さんは被保険者全体の2割にのぼり、影響は甚大です。実施まで1筆でも多くの署名を政府に届けたいと考えていますので、お手元に署名用紙(写真)がございましたら、今すぐ協会事務局までご返送ください。
2025年9月までは「配慮措置」
 10月から窓口負担が2倍となる患者さんについて、2025年9月まで1カ月の外来での窓口負担引き上げ額を3000円に抑える「配慮措置」があります。


2022年10月から窓口負担が2割となる75歳以上の患者さんの窓口負担について
 10月から窓口負担が1割から2割へと2倍になる75歳以上の患者さんについての、窓口負担引き上げ額を一定に抑える「配慮措置」の概要は下記の通りです。
「一定以上所得」※1のある75歳以上の患者さん
(1) 2022年10月より、窓口負担2割に※2
(2) 2025年9月末まで、外来の負担増加額は月額3,000円が上限※3


※1 課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯の場合は200万円以上、複数世帯の場合は合計320万円以上。

※2 10月以降の負担割合が記載された被保険者証を有効期限も含めご確認ください。

※3 「配慮措置」として、外来医療における負担増加額(患者が窓口で支払う2割負担時と1割負担時の1カ月の差額)は3,000円が上限となり、負担増加額の上限3,000円を超える金額の窓口徴収は不要です。他医療機関との通算で月額3,000円を超える場合は、後日、超過金額が患者の高額療養費の口座へ振り込まれます。口座が未登録の患者は広域連合や市区町への申請が必要です。


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本件に関するお問い合わせは、電話078-393-1803まで

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