兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2026年4月05日(2130号) ピックアップニュース

燭心

 レコード文化、クラシック・バロック音楽、グループサウンズ・フォークソングなどの全盛期が青春時代。町にはレコード店がたくさんあり、店舗内にはどういうわけかギターの類も販売されていた。その頃のLP盤は2000円ぐらいで廉価の1000円盤もあったが、今から思うとかなり高価であった気がする▼最近ふと昔の記憶がよみがえりある曲が聞きたくなった。ブラザーズフォアの「花はどこに行った」。便利なことに近年はYouTubeで簡単に聞くことができる。調べてみると強力な反戦歌とされている。アメリカがベトナム戦争に関与したころにヒットした▼花はどこに行った~少女たちが摘んでいった~少女たちはどこへ行った~夫のもとに~夫はどこへ行った~夫たちは兵士になった~兵士はどこに行った~兵士は死んでお墓に行った~お墓はどこに行った~お花で覆いつくされた(繰り返し)最後に「いつになったらわかるのだろう」で締めくくられる▼戦争は抑止力で防ぐことはできない。また戦争は破壊・死・憎しみしか生み出さず、理論も言い訳も通用しない。現在のアメリカを中心とした世界情勢からもよく理解できるはずだ▼世界は文化、芸術、経済で強く結びついており猿田佐世氏の提唱するマルチトラック外交も実際にある。話し合い・信頼・交流が重要であることは明々白々。現に先日のWBCでもアメリカとベネズエラが立派な試合を行ったではないか。再度繰り返す「いつになったらわかるのだろう」(無)
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