兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2026年5月05日(2132号) ピックアップニュース

「原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換を求める請願署名」にご協力ください
環境・公害対策部長  森岡 芳雄

2132_10.jpg 本紙同封6/4まで!

 協会は、原発をなくす全国連絡会の要請を受け、昨年より「原発ゼロと再生可能エネルギーへの転換を求める請願署名」に取り組んでいます。集まった署名を6月11日に国会に提出する予定としており、事故から15年経ち、原発回帰が進んでいるいま、改めて署名への協力を呼びかけます。
 政府は、昨年第七次エネルギー基本計画でこれまで掲げてきた「原発依存度の低減」を削除し、「原発の最大限活用」を明記するなど重大な政策転換を進めています。
 柏崎刈羽原発では再稼働に向けた動きが強行される一方、浜岡原発ではデータの捏造が発覚するなど、安全性や事業者の信頼性に対する深刻な問題は解消されていません。こうした現状は、原発政策の前提そのものが揺らいでいることを示しています。
 また、放射性廃棄物処理や重大事故リスクといった本質的課題は何ら解決されていません。とりわけ「核のごみ」の最終処分方法はいまだ確立されておらず、将来世代への負担の先送りが続いています。
 さらに、建設費の高騰や安全対策費、維持管理費の増大により、原発はもはや低コスト電源とは言えず、経済的合理性も失われています。
 加えて、日本は地震・津波など自然災害のリスクが極めて高い国であり、ひとたび重大事故が発生すれば取り返しのつかない被害が生じることは福島原発の経験から明らかです。
 それにもかかわらず原発を維持・拡大しようとする政策は、国民のいのちと健康を軽視するものと言わざるを得ません。
 いのちと健康を守る医師・歯科医師の団体として、原発政策の転換は喫緊の課題であると考えます。
 原発のない社会の実現に向け、本請願署名へのご理解とご協力を強くお願い申し上げます。

※本号に署名用紙と返信用封筒を同封しております。先生ご自身をはじめ、ご家族・スタッフの皆様にもぜひご協力いただき、6月4日(木)までにご返送くださいますようお願いいたします。お問い合わせ・追加のご注文は、電話078-393-1807までご連絡ください。
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