兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2026年5月25日(2133号) ピックアップニュース

ラジオ関西番組「聴く医療」(25年10月~26年3月)を振り返る
ラジオが「何かを考える」きっかけに
フリーアナウンサー 医療ジャーナリスト 寺谷 一紀さん

2133_10.jpg  協会が毎年10月~3月に提供するラジオ関西番組「兵庫県保険医協会の聴く医療」。今期も役員・会員ら合わせて26人が出演し、医療に関わるさまざまな話題をお届けした。パーソナリティを務めた、元NHKアナウンサーで医療ジャーナリストでもある寺谷一紀さんに全26回の放送を振り返ってもらった。

 今期も、半年間の「聴く医療」の放送を無事終えることができました。
 身近な病気の解説から、弱者の立場に立った医療の問題提起まで、幅広いテーマを、バランス良く発信できたと思います。
 特に印象に残ったものとしては、「過眠症・ナルコレプシー」と「むずむず脚症候群」は、医療ジャーナリストとしてもなかなか知る機会がなかったこともあり、とても勉強になりました。
 リスナーさんの立場で考えれば、「睡眠時無呼吸症候群」について、歯科の先生と医科の先生の両方の立場から、最新の治療法など詳しく伺えたのが良かったと思います。
 社会に対する問題提起としては、「在日クルド人コミュニティ」と「PFAS汚染」に関する報告が目を引きました。おそらく、この番組を聞かなければ、知ることはなかったろう情報が、とてもわかりやすく解説されていました。
 もちろん、窓口負担ゼロをめざす取り組みや、薬の保険外しなど、福祉に逆行する政策に「物申す」スタンスは、この番組ならでは。今後も大いに期待しています。
 メディア離れが叫ばれて久しい昨今ですが、だからこそ、テレビより身近なラジオは大切です。
 リスナー層には高齢者が多いと思いますし、聴かれた方が少しでも「何かを考える」きっかけになれば、そういう思いで今期も、マイクの前に座らせていただきました。
 弱者やマイノリティーに寄り添う、優しくぬくもりのある放送を、今後も続けていきたいと、気持ちを新たにしています。
【寺谷さんが選んだ放送】
・11月9日「突然の眠気に悩んでいませんか?ー聴いて納得、過眠症・ナルコレプシーについてー」 木原章雄先生
・12月21日「ご存じですか?むずむず脚症候群」 戸田和夫先生
・1月4日「在日クルド人コミュニティの医療・ヘイト問題」 水間美宏先生
・1月11日・25日「PFAS汚染の実態」 瀧本和雄先生
・3月22日「あなたも睡眠時無呼吸症候群かも?~口腔内装置のあれこれ~」 山田哲也先生
・3月29日「放置すると命にかかわる!睡眠時無呼吸症候群の怖さ」 浅香葉子先生
リスナーからもたくさん声が寄せられました!一部を抜粋してご紹介します。
・認知症についての話、とても私には役立つ話でした。

(福山市・80代)


・「病院は赤字でも、企業みたいに値上げが出来ない」という言葉がとても印象的で、特に考えさせられました。

(長田区・46歳)


・クルド人問題やPFASなど、あまり医療関連番組では採り上げない話題を聴くことができるのが良いです。

(大阪市生野区)


・骨粗鬆症の放送、ラジコのタイムフリーも含めると3回聞きました。

(大阪市住之江区)

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