2026年5月25日(2133号) ピックアップニュース
第107回評議員会を開催
医療の切り捨て止めよう
(上)特別講演で高額療養費制度の患者負担増の問題点を解説した安藤教授
(下)低医療費政策の転換などを訴える決議を拍手で採択した
西山裕康理事長はあいさつで、「医療現場は、長年の低診療報酬政策に加え、急激な物価高騰・人件費の高騰と人手不足、国際情勢に起因する供給不足が同時多発的に押し寄せる、地域医療を揺るがす深刻な『複合的危機』に直面している。診療報酬改定は、プラス2.22%とされたが、医療機関の経営改善には到底及ばない」と医療現場の危機を提起し、「一人では変えられずとも、現場の声を束ねて連帯することで、必ず押し戻すことができる」と医療政策の転換が必要と訴えた。
武村義人副理事長が25年度会務報告を行い、26年度活動方針として「高市政権の急速な軍事費倍増、医療社会保障のいっそうの削減など軍事国家化への急速な展開に対し、さまざまな行動を通じて路線転換の世論を高めること、『頼りになり、役立つ協会』となるよう努め、広範な国民・団体と共同して活動を進めること」などを提案した。
討論では、一部保険外療養の対象が「OTC類似薬」から際限なく拡大される危険性や、今次診療報酬改定の問題点、子ども医療費有料化の動きへの懸念、各支部の多彩な活動など、18人が発言した。



