2026年6月25日(2136号) ピックアップニュース
歯科 新点数Q&A ⑥
〈CAD/CAMブリッジ(CAD Br)の保険導入〉
Q1 2026年6月1日から期中改定として、CAD/CAMブリッジが保険導入されたが、概要を教えてほしい。A1 5月13日の中医協総会にて、「医療機器の保険適用について(令和8年6月1日収載予定)」が提案され、区分C2(新機能・新技術)として、CAD/CAMブリッジ用材料「KZR-CADファイバーブロック・シンボー」(YAMAKIN株式会社)が保険導入されました。
施設基準の届出は不要ですが、CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレーの施設基準要件を満たす必要があります。CAD/CAMブリッジ用材料との互換性が制限されない歯科用CAD/CAM装置を用いて、作業模型で間接法により製作します。光学印象は算定できません。
第二小臼歯または第一大臼歯の1歯中間欠損部に対するポンティックを含む④5⑥または⑤6⑦の3歯ブリッジが対象です。
高強度硬質レジンブリッジの所定点数を準用して、1装置につき4,170点(基本技術料3,000点+材料料1,170点)を算定します。
歯冠形成は、生PZが796点、失PZは636点に、ブリッジ支台歯形成加算20点を支台歯ごとに加算した点数を算定。印象採得は282点を算定。咬合採得は76点を算定。装着料150点に、内面処理加算1(アルミナサンドブラスト処理およびプライマー処理)は110点、装着材料料(1歯につき)17点または36点を算定します。
歯科技工士連携加算(要届出)は補綴時診断時に歯科技工士に意見を求めた場合、歯技連1(対面)または歯技連2(情報通信機器でリアルタイム)が算定できます。
〈チタンブリッジ(TiBr)〉
Q2 チタンブリッジが6月改定で新設されたが、概要を教えてほしい。A2 チタンブリッジは、純チタン2種を用いて全部鋳造方式で製作する1歯中間欠損部のポンティック含む3歯ブリッジが対象です。
前歯または小臼歯の支台歯とポンティックの唇面または頬面を硬質レジンで前装した場合、レジン前装加算として1歯につき600点加算します。大臼歯は、ポンティックの咬合面を金属で製作し頬面を硬質レジンで前装した場合に加算します。
歯冠形成は、生PZが306点、失PZが166点。レジン前装した場合は前歯490点と小臼歯340点を加算し、ブリッジ支台歯形成加算20点を支台歯ごとに加算した点数を算定します。
印象採得は282点、咬合採得は76点、装着料は150点に装着材料料を加算します。



