兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2026年7月05日(2137号) ピックアップニュース

第58回総会・記念講演で新年度方針案・予算案を可決
「保険外し」の健保大改悪許さない
「細胞から老化を科学する」原阪大教授が記念講演

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地域医療を守り、社会保障を拡充し、平和民主主義を守る運動を広げようと確認

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老化細胞の最新の研究について語った原・大阪大学教授

 協会は6月21日、協会会議室で第58回総会を開催。会員ら90人が参加し、2025年度会務報告と2026年度活動方針案・予算案を可決。「医療・社会保障費を拡大し、防衛費拡大をやめること」などとする決議を採択した。「細胞から老化を科学する-加齢性疾患の新しい見方と治療への期待-」をテーマに大阪大学微生物病研究所分子生物学分野の原英二教授が記念講演し、老化細胞が果たす役割と老化細胞を選択的に除去するセノリティック薬開発の現状と課題について語った。

 西山裕康理事長はあいさつで、「今回の改定幅は医療機関の根本的な経営改善には到底及ばない」「今年は重大な変化として『一部保険外療養』の仕組みが制度化され、公的保険の範囲縮小を狭める動きが加速している。この制度変更は、従来の保険外併用療養制度とは本質的に異なり、公的保険への『上乗せ』ではなく、『保険給付』からの『外出し』といえるものだ。公的保険診療の範囲を縮小し、患者負担へと転換していく仕組みに他ならず、これまでと質と次元が違う『健保大改悪』で断固として反対する」と医療費抑制政策に反対するとともに、医療の価値を広く訴えて未来を切り拓いていこうと訴えた。
 会場からは「国会要請行動は国政に直接働きかける重要な機会」「憲法を縛られる側の政権が変えようとしている危険性を訴えるべき」「歯科部会の活動は豊かな『人』によって支えられている」「マイナ保険証問題にいっそうの対応を」など、議案を補強する立場で6人から発言がなされた。
 議事の最後には、医療・社会保障費の拡大と防衛費拡大の中止、患者・介護利用者負担増計画の中止、保険証の復活などを求める決議を、拍手で採択した。
 来賓として、保団連副会長・大阪府歯科保険医協会理事長の小澤力先生があいさつした。

(次号詳報予定)

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