2026年7月15日(2138号) ピックアップニュース
燭心
最近読んだ神戸新聞のコラムから紹介したい。オックスフォード大学などが公表した〝世界幸福度ランキング〟によると、1位はフィンランド(9年連続)、2位アイスランド、3位デンマーク、5位スウェーデンだそうだ(ちなみに日本は栄えある61位である)。「社会保障が充実している北欧諸国が上位を占めるのは納得できる」と記されている▼社会保障以外にこれらの国々に共通する特徴として、国民100万人当たりの国会議員数の多さが挙げられる。例えばフィンランドは38.6人で、日本は5.7人(OECD加盟国下から3番目)にすぎない。ちなみに投票率は70%を超している▼コラムは「意外だった」と4位のコスタリカを取り上げている。「軍隊がないこと...比較的整った社会福祉」と記されており、同国は1949年に世界で初めて常備軍の廃止を憲法に謳った。その12条では「恒久制度としての軍隊を放棄する」とし、軍事費を教育・福祉に回したという。戦争放棄を謳う日本国憲法の公布の少し後の時期となる▼翻って幸福度61位の日本はどうなのか? 政治は国民が選出した国会議員が法律を作り、内閣が政策を執行する。現政権の方向性は〝社会保障費削減・国会議員数削減・防衛費(正しくは軍事費)大幅増大〟...ランキング上位の国々と真逆である。世界幸福度ランキングなど意味がないと言えばそれまでだ。でも本当に今のままでいいのだろうか? 現在の国会と来年、そして後のランキングを注視したい(蓮)



