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2026年4月

【水曜】尾てい骨の痛み

 尾てい骨とは、おしりのいちばん下にある小さな骨で、正しくは尾骨といいます。座ったときや転んだときに力がかかりやすい場所になっています。

 尾てい骨に痛みがでる一番多い原因は、転んだり、しりもちをついたときの打撲です。なかには骨折や脱臼などの大けがが隠れていることがあります。また大けががなかったとしても、周囲の筋肉などが傷ついて痛みが出ることもあります。硬いイスや、自転車に長時間乗ることでも痛くなることがあり、座った時の姿勢が影響して痛みが出ることもあります。

 まれですが出産や、細菌感染、腫瘍などが尾てい骨の痛みの原因となることもあります。細菌が入って膿がたまると、強い痛みが出て赤く腫れ、発熱を起こすことがあります。また、腰や骨盤内の病気の影響で、尾てい骨が痛くなることもあります。

 痛みがある場合は、出来るだけ痛みが出る体勢や動作を避けてください。クッションを使うことで痛みなく座れることもあります。また痛み止めを飲むことも効果があります。

 尾てい骨の痛みが出た場合は、自己判断で放置せず、整形外科に相談してください。特に尻餅をついたり、強くぶつけた場合、また発熱があったり、足のしびれや力が入りにくい症状があるときは注意が必要です。また、尾骨が脱臼した場合は、便が出しにくくなることもあります。また、骨粗しょう症などが原因で骨がもろくなっている方は、ちょっとした怪我でも骨が折れることがあります。そのようなときは早めに整形外科を受診しましょう。

 整形外科ではレントゲン検査やエコー検査などを行います。場合によっては、腰や股関節など、尾骨以外の検査も必要になることがあります。それぞれの症状にあわせて必要な検査を組み合わせ、診断を行っていきます。

 治療は、原因にもよりますが、飲み薬での治療やリハビリを行うことが多いです。

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