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2026年6月

【金土日】水いぼ

 「水いぼ」は正式名を「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と言います。伝染性軟属腫ウイルスによる感染症です。小さな傷口から感染、主に幼児・小児にうつります。水いぼに感染している子どもの皮膚に接触することによって、他の人に感染します。症状は小さな水ぶくれができて、これを掻きむしることにより、あちらこちらに拡がっていきます。水ぶくれの中にウイルスが潜んでいて、これが拡がっていく原因です。水ぶくれの中心が凹んでいて、丁度お臍の形になっていることが特徴です。                     

 最も感染しやすいのはプールでの感染です。水着で覆われている部分からの感染はないのですが、露出している腕や脚からの感染が考えられます。例えば、使いまわしのビート板で、脇の下に水いぼが多発することがよくあります。大人に移ることは少ないのですが、免疫が落ちている人、例えば抗ガン剤を投与されている人や、他のウイルスに感染している人には、移ることもあります。

 治療で最も確実なのは、先が丸いリング状になったピンセットで摘み取る治療ですが、相当の痛みが伴うので、子どもが泣き叫びます。前もって麻酔薬の入ったテープを貼付する方法もあります。

 最近、水いぼに有効なつけ薬が承認されました。ただし、この軟膏は医療機関でしか使うことが出来ず、かなり値段が高く、家庭に薬を持ち帰って塗ることはできません。また何も治療せず、放置していても、2~3年の内には自然に治ります。治る前には、水いぼの箇所が痒みを伴って紅くなって、1~2週間で全てが無くなってしまいます。

 他人への感染についてはよく心配されますが、水いぼは、水そのものから感染することはなく、皮膚が接触することにより、感染します。従って、例え水いぼがあっても、その箇所を覆うラッシュガードなどで防御すれば、プールに入っても良いとされています。但し、ビート板やタオルなどを共有することは、避けてください。水いぼが全身に数が多い場合など、気になることがあれば皮膚科や小児科にご相談ください。

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