2026年6月
【水曜】老人性色素班
老人性色素斑は一般的にシミと言われるもので、過剰に生成されたメラニン色素が肌の表層に蓄積し、肌の一部が褐色に見える状態を指します。40代から目立ち始めますが、早ければ30代でも認められます。最大の原因は、長年浴び続けてきた太陽の光に含まれる紫外線です。若い頃からの紫外線との付き合い方が時間を経て肌の表面に出てきます。
老人性色素斑の特徴は、茶色〜茶褐色のシミで、輪郭が比較的はっきりしていて、顔や腕、手の甲など紫外線をよく浴びる場所にできることです。
これは良性の変化ですが、放置すると濃くなったり盛り上がってくることがあります。
老人性色素斑の予防には紫外線を避けることが重要です。紫外線は春から夏だけでなく、秋から冬、曇りの日、雨の日でも常に降り注いでいます。日焼け止めは毎日塗りましょう。汗をかいたり海やプールで泳いだりするときは、2〜3時間おきに塗り直すことが効果的です。
老人性色素斑の治療は、簡単に手に入る市販の美白剤から、クリニックで受けるレーザーまで様々な治療があります。美白剤は市販で手に入るものもありますが、医療機関ではトラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンEの内服や肌の漂白剤と言われるハイドロキノンクリーム、レーザー治療などがあります。ご自身のライフスタイルや希望に合わせて治療法を選ぶことが出来ます。保険が適応されない自費診療ですので、医療機関によって料金が異なり、HPなど予め確認されたほうが良いでしょう。
注意すべきは、シミとよく似た症状に肝斑、そばかす、あざなど様々なものがあり、老人性色素斑と合併していることもよくある点です。誤ったセルフケアは、老人性色素斑を悪化させる原因になります。また、老人性色素斑は良性でガン化することはありませんが、シミだと思っていたものが実は皮膚癌の初期症状だったということもあります。急に大きくなってくる、形が歪で周りがギザギザしている、1つのシミに色々な色がある、急に色むらが出る、出血する、ジクジクする等変化があれば、ただのシミではないことがありますので自己判断せずに皮膚科を受診してください。






















