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健康情報テレホンサービス

2026年7月

【水曜】コレステロール値が高いと言われたら

 健康診断で「コレステロールが高いですね」と言われると、ドキッとしますよね。多くの方が「脂っこいものを食べすぎたかな」「卵は控えたほうがいいのかな」と心配されますが、最近の医学では、コレステロールについての考え方は少し変わってきています。

 まず知っておいていただきたいのは、コレステロールにはいくつか種類があるということです。特に大切なのが「LDLコレステロール」と呼ばれるもので、一般的に悪玉コレステロールと言われています。このLDLが高い状態が続くと、血管の壁にコレステロールが少しずつたまり、血管が硬くなる「動脈硬化」が進みます。動脈硬化が進むと、将来的に心筋梗塞や脳梗塞といった病気のリスクが高くなります。

 ただし、ここで誤解してほしくないのは、「コレステロールが高い=すぐに大きな病気になる」というわけではないということです。多くの場合、生活習慣を少し見直すことで改善する可能性があります。

 実は、コレステロールの多くは食べ物ではなく、体の中で作られています。そのため、特定の食品だけを極端に制限するよりも、食事全体のバランスを整えることが大切です。食べ過ぎを避けること、甘いものや炭水化物のとりすぎに注意すること、そして体重を増やさないことがポイントになります。

 さらに効果的なのが運動です。激しい運動でなくても構いません。例えば、少し速めのウォーキングを一日20〜30分ほど続けるだけでも、コレステロールの改善に役立ちます。

 また最近は、コレステロールの数値だけで判断するのではなく、年齢や血圧、糖尿病の有無、喫煙歴なども含めて、将来の心筋梗塞や脳梗塞のリスクを総合的に考えて治療方針を決めるようになっています。必要に応じて生活習慣の改善から始めたり、将来の病気を予防する目的でお薬を使うこともあります。

 コレステロールが高いと言われても、過度に心配する必要はありません。ただ、体からのサインの一つでもあります。これをきっかけに生活習慣を少し見直すことで、将来の大きな病気を防ぐことにつながります。気になることがあれば、かかりつけ医か近くの内科医院を受診してくださいね。

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