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健康情報テレホンサービス

2026年10月

【木曜】危険な頭痛、厄介な頭痛

 頭痛には、大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛があります。一次性頭痛とは、原因となるはっきりとした疾患がない「厄介な頭痛」とも言えるでしょう。それに対して、二次性頭痛とは頭や頚の疾患によって二次的に引き起こされる頭痛で「危険な頭痛」とも言えるでしょう。

 「厄介な頭痛」である一次性頭痛は、治療をあわてる必要はありませんが、本人が感じている以上に生活に支障を生じていることも少なくありません。

 一般的な一次性頭痛に「緊張型頭痛」や「片頭痛」などがあります。特に多くの方が困っているのは片頭痛です。片頭痛発作の際には、頭痛だけでなく吐き気や嘔吐、めまいなどを伴い寝込んだりすることも稀ではありません。一次性頭痛でも「たかが頭痛」といって放っておくと、難治化、重症化してしまい日常生活を送れなくなってしまうこともあります。

 幸い、近年は片頭痛の治療はとても進歩してきました。専門的な頭痛治療を受けることで、劇的に日々の生活が改善したり、旅行やイベント参加など長年我慢してきたことができるようになったりする人が増えています。

 頭痛持ちの方は一度医療機関を受診してみてはいかがでしょうか。

 次に「危険な頭痛」である二次性頭痛の原因としては、命にかかわる病気も少なくありません。具体的には、くも膜下出血などの脳卒中やその他の脳疾患である、脳炎や髄膜炎、アレルギー性疾患、外傷のほか、脳腫瘍などがあります。頭痛診療ガイドラインには「危険な」二次性頭痛のサインとして次のような頭痛を上げています。

 ①突然の頭痛②今までに経験をしたことがない頭痛③いつもと様子が異なる頭痛④頻度と程度が増していく頭痛⑤50歳以降に初めて起こった頭痛⑥麻痺やしびれ、言語の障害など、神経の障害がある患者の頭痛⑦がんや免疫不全の患者の頭痛⑧精神症状のある患者の頭痛⑨発熱、項部硬直というくびの周囲のこわばり、首や周囲の痛みである髄膜刺激症状のある頭痛や首の周囲痛みを伴う頭痛

 このような頭痛の場合には、速やかに医療機関を受診するようにしてください。

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