兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年3月25日(1650号) ピックアップニュース

神戸市会3会派と懇談 開業医要求で意見交換

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川西・鈴田両理事が、(写真上:左から)西・森本・段野各市議(共産)、高山晃一市議(みんな、写真中:右)、あわはら市議(新社、写真下:右)らと懇談

 協会・神戸支部は、統一地方選挙を前に、神戸市における医療施策の拡充を求めて、神戸市会全会派に懇談を申し入れた。
 神戸市会9会派のうち懇談に応じたのは、日本共産党、新社会党、みんなの党の3会派。協会からは神戸支部幹事会がまとめた神戸市政への要求書をもとに、その実現を訴えた。
 日本共産党は2月15日、段野太一、森本真、西ただす各市議と協会事務所で川西敏雄理事が懇談。医療ツーリズムをはじめ医療産業都市問題や神戸空港などで意見交換した。共産党側は国民皆保険を守り混合診療を許してはならないなどとし、川西理事は患者負担の無料化実現を要請。歯科から無料化を実現して広げる方法もあると説明した。
 みんなの党は3月3日、高山晃一市議と神戸市会で川西敏雄・鈴田明彦両理事が懇談。高山氏はTPPについて、みんなの党としては推進の方針のため協会と立場は異なると述べた上で、医療問題についての協会の説明に対し理解を示した。
 新社会党は3月10日、あわはら富夫市議と協会事務所で川西敏雄・鈴田明彦両理事が懇談。市議から市政財政について説明を受けた。協会からは、国保法44条を適用すれば医療機関窓口での一部負担金を免除できるとして、神戸市の積極的な活用を要望した。

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