兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年6月15日(1657号) ピックアップニュース

県歯科医師会と懇談 "歯科医療の充実"共に 豊川会長「一致点で協力を」

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懇談する(右奥から反時計回りに)末瀬県歯専務理事、豊川会長、田村協会副理事長、吉岡副理事長、川西理事、(手前)川村理事

 協会歯科部会は6月3日、4月に新体制となった兵庫県歯科医師会と懇談し、歯科医療改善へ意見交換した。県歯から豊川輝久会長、末瀬裕一専務理事が、協会からは田村忠之歯科部会長、吉岡正雄副理事長、川西敏雄・川村雅之両理事が出席した。

 協会側は、「歯科医師会も保険医協会も歯科医療の充実を求める目的は同じ」「思想信条・政党支持の自由を前提に、患者ともタッグを組んで医療改善をはかりたい」と述べた。
 豊川会長は、「組織の成り立ちが違うだけで、両会に入会している会員もたくさんいる。望むところが一致すれば協力したい」「保険診療のパイが広がらず、望ましい歯科医療は医科のようには保険適用されていない。理想と現実はかけ離れているが、声を出していきたい」と話した。
 懇談ではそのほか、個別指導での弁護士帯同、震災被災者の一部負担金免除、消費税の損税解消、保険免責制、財源問題、次期診療報酬改定など、多岐にわたる課題について忌憚なく意見交換。「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会が開催する秋の講演会への協力を要請した。
 なお、県歯から6月19日の協会第43回総会に来賓出席することになった。

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