兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2011年9月25日(1666号) ピックアップニュース

主張 「保険でより良い歯科」署名に取り組もう

 歯科医療に関する患者さんのアンケート結果では、「お金の心配をせずに保険で十分な歯科治療を受けたい」という項目が常に上位にくる。特に「保険のきく範囲を広げてほしい」という声が非常に多いのが特徴だ。
 このような患者さんの声に応えるべく「保険で良い歯科医療を」全国連絡会は、窓口負担を軽減し、保険のきく範囲を広げ、誰もが安心して歯科治療を受けられる社会の実現をめざし、国会請願署名を始めた。
 深刻化する歯科医療の危機を打開し、保険でより良い歯科医療の実現をめざす全国的な運動として、全国で50万筆を目標に「お金の心配がない『保険で良い歯科医療』の実現を求める」国会請願署名に精力的に取り組んでいる。
 兵庫協会も参加している「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会でも、この署名に積極的に取り組むことを決め、会員の先生方に署名用紙を発送している(医科の先生には10月に発送予定)。
 請願事項は「安心して歯科医療が受けられるよう、窓口負担を大幅に軽減してください」「健康保険で歯科治療が受けられるよう、保険のきく範囲を広げてください」の2項目。
 患者さんの立場に立った署名なので、患者さんに口頭でお願いしなくても、窓口に置いておくだけで署名してもらえる。早速、「私たちのことを先生は考えておられるのですね」「保険で、すべて治療ができれば良いですね」などの声が寄せられている。
 署名運動の推進とあわせて、10月9日には兵庫連絡会主催の幕内秀夫氏講演会を開催する。また、同日午後12時30分から、街頭署名活動を元町商店街前で行う。
 「平等・安心・安全の歯科医療」の実現をめざして、この国会請願署名へのご参加・ご協力をお願いしたい。

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