兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2014年10月15日(1764号) ピックアップニュース

イレバ(10・8)デー〜イイハ(11・8)デー歯科月間
「保険でより良い歯科」運動大きく広げよう

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歯科部会長
吉岡 正雄

 協会では、「保険でより良い歯科医療を」運動に積極的に取り組んでいます。
 5年前に協会が中心となって結成しました「保険でより良い歯科医療を」兵庫連絡会がその活動を担っていますが、年を追うごとに参加者も増え、活発化しています。
 開業歯科医師だけでなく、大学教授や歯科衛生士・歯科技工士などの歯科医療従事者との共同も大きく前進しています。
 その一環として、大変厳しい状況に置かれている技工士さんたちの問題を取り上げることになり、10月8日には、国会で「技工士懇談会」を兵庫協会・保団連と「保険でより良い歯科医療を」全国連絡会が中心となって開催し、成功裏に終わりました。
 「保険でより良い歯科医療を」運動は、(1)自由診療の保険導入、(2)患者窓口負担の軽減、(3)診療報酬の改善を三位一体の要求として、その実現を政府・厚労省に要求しています。
 具体的な運動としては、街頭宣伝や自治体請願・市民講座の開催などに精力的に取り組んでいます。街頭宣伝は、年2回程度、不定期に実施しています。県民の方の反響は良好で、いつも多くの署名が集まります。
 自治体請願では、先月に川西市議会で、保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書が採択され、兵庫県下41市町中25議会での採択となり、目標の過半数をすでに上回っています。
市民講座にご参加を
 10月8日の「入れ歯デー」から11月8日の「いい歯デー」までを歯科特別月間として位置づけ、全国各地でさまざまなイベントが開催されるのにあわせ、兵庫でも、11月9日14時から協会会議室で、法政大学教授の左巻健男氏の市民講座「健康食品のウソ、ホント−目からウロコのサプリの真実−」を開催します。
 このイベントの開催を各方面に呼びかけ、最近では、兵庫県歯科医師会や兵庫県・神戸市など多くの協賛・後援をいただけるようになり、兵庫県民に浸透しつつあります。今後も年2回の市民講座を開催したいと考えています。
 会員の皆さまにも、ぜひ、この「保険でより良い歯科医療を」運動へのご参加お願い申し上げます。
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