兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2014年11月05日(1766号) ピックアップニュース

沖縄県知事選挙支援へ 賛同募金のお願い
兵庫県保険医協会理事長  池内 春樹

 沖縄県保険医協会会長の仲里尚実先生から、11月16日投票の沖縄県知事選挙にあたっての支援要請が寄せられました。
 皆さまご承知のように、今回の沖縄県知事選挙は、米軍普天間基地の辺野古移転が最大争点となっています。普天間基地は世界一危険な飛行場といわれ、普天間基地の閉鎖・撤去と県内移設の断念を求めた沖縄県民の「建白書」は、沖縄の全市町村長・議会が賛同し、保守・革新を超えた「オール沖縄」の願いとなっています。
 沖縄県保険医協会は、今年度活動の重点目標に「普天間基地の無条件撤去を求め、県内移設及び新基地建設に反対する」を掲げ、この方針を「実現できる知事を誕生させる」としています。
 兵庫県保険医協会は、2010年5月以降、毎回の評議員会で「普天間基地の『国外移転』をアメリカに交渉すること」との決議を重ねてきました。
 2011年1月には、仲里会長をお招きし、「基地はいらない、どこにも」として、ご講演をいただきました。
 仲里会長は「県民の総意は『普天間基地の無条件撤去』。代替地探しは基地のたらい回し、基地容認でしかない。県民の総意を日本国民の総意にしよう」と呼びかけられました。今回の県知事選挙は、沖縄県民と私たちの願いを実現する絶好の機会です。
 つきましては、沖縄協会・仲里先生の呼びかけにご賛同いただける先生には、ぜひ募金などのご支援を賜りたく、お願い申し上げる次第です。


沖縄協会・仲里尚実会長からの要請文(要旨)

全国保険医団体連合会及び各保険医協会、保険医会御中
2014年10月6日
沖縄県知事選挙勝利のため募金と人的支援のお願い

沖縄県知事選挙の勝利をめざす沖縄県保険医協会有志の会
呼びかけ人  仲里 尚実

1766_4.jpg 沖縄協会有志の会からの要請文の要旨は以下の通り。
 昨年12月27日に仲井真県知事が普天間基地移設先の辺野古埋め立てを承認し、埋め立て作業が強行されています。
 沖合に海上保安庁の巡視船を十数隻停泊させ、カヌーや漁船等で反対活動する市民に対し取り締まりを行い、資材が搬入されるキャンプシュワブゲート前では座り込み抗議活動を行っている一般市民を排除し、強権的に海底ボーリング掘削作業が進められている状況です。
 琉球新報社と沖縄テレビ放送が行った世論調査では、移設作業を「中止すべき」との意見が80.2%にのぼり、圧倒的多数の県民が辺野古埋め立てに反対しています。9月20日には辺野古の浜で「止めよう新基地建設!9.20県民大行動」が行われ、5500人が参加しました。
 沖縄県保険医協会では活動目標に「普天間基地の無条件撤去を求め、県内移設及び新基地建設に反対する」ことを掲げており、知事選に向けて「沖縄県知事選挙の勝利をめざす沖縄県保険医協会有志の会」を立ち上げました。
 9月13日、那覇市長の翁長雄志氏が「オール沖縄」の立場で普天間基地の撤去、新基地建設反対を掲げて知事選挙に出馬することを表明しました。翁長知事を誕生させることができれば、米軍基地問題を解決する大きな一歩となり、社会保障改悪など暴走を続ける安倍政権に歯止めをかけることにもつながります。
 つきましては翁長勝利のために、募金および人的支援のご協力をお願いいたします。

募金の送付先
「沖縄県保険医協会有志の会」
琉球銀行石嶺支店 普通預金 口座番号 458286
名義 仲里尚実(ナカザトナオサネ)
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