兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2015年9月05日(1792号) ピックアップニュース

全国各地で集会 協会役員が多数参加
「安保法案反対」の声列島揺るがす

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戦争法案、秘密保護法はいらないと訴える辻副理事長(1.右2人目)、山中(1.右端)・八木(2.左)・福田(2.右)各理事、小出淡路支部幹事(1.左2人目)

 違憲の法案は国民の声で必ず廃案に−−。現在、参議院で審議中の安全保障関連法案の廃案を求め、8月29日・30日に全国各地で集会が行われ、参加者は数十万人にのぼり、安保法案に対する抗議行動としては最大規模となった。協会からも、県内および東京・国会周辺の集会に多数参加し、「違憲の法案絶対反対」「安倍政権は今すぐ退陣」などと声を上げた。

 29日には、兵庫県弁護士会の主催で、「『安保法制関連法案』&『特定秘密保護法』反対兵庫パレード」が神戸・尼崎・姫路・豊岡の県下4カ所で開催され、市民6000人超が集まった。神戸会場に、辻一城副理事長、山中忍理事、住友直幹・松岡泰夫・藤末衛各評議員、小出昌伸淡路支部幹事と家族、冨永弘久先生が、尼崎会場に宮崎義彦・脇野耕一両理事、尼崎市の野村医院スタッフらが参加し、「イケン」のプラカードを掲げて街をパレードし、市民にアピールした。
 30日には、東京の国会周辺で「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人大行動」が行われ、全国各地から集まった12万人が国会を包囲。兵庫協会からは、武村義人・川西敏雄両副理事長、八木秀満・福田俊明・白岩一心各理事、坂口智計評議員が参加し、「戦争法案絶対反対!」と声を上げた。主催は、市民らでつくる「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」で、保団連も会員に参加を呼びかけていた。
 国会正門前では、野党各党の党首や音楽家の坂本龍一氏、憲法学者、大学生でつくる「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)」のメンバーなどが次々に、集団的自衛権の行使を容認する法案の違憲性や海外での戦争に参加する危険性などを訴えた。
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