兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2016年2月15日(1805号) ピックアップニュース

保団連大会 会員拡大表彰
歯科会員増加数で全国2位に 西山理事長が兵庫協会の経験を紹介

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(右から)加藤擁一・川村雅之両副理事長、吉岡正雄歯科部会長・副理事長、鈴田明彦理事が、住江憲勇保団連会長(左端)、宇佐美宏保団連歯科代表(左2人目)から表彰状を受け取った

 保団連は1月30日、東京都内で第47回定期大会を開催。新年度大会方針などを承認し、役員を選出した。
 兵庫協会は、歯科会員の2015年の会員増加数で全国2位となり、4年連続で表彰を受けた。歯科は年間で18人会員数が増え、組織上昇率は0.7%、医科は会員数が11人の増加で全国5位(組織上昇率は0.3%)。ブロックとしても、歯科会員の組織上昇率で近畿ブロックが1位となり、表彰された。
 保団連は、15年1月1日から12月末までの全国各協会・医会およびブロックの医科・歯科会員それぞれの増加数と上昇率を集計し、上位3団体を表彰の対象とし、保団連全体の組織強化の一助としている。
 組織強化の取り組みに関しては、西山裕康理事長が大会代表として発言を行い、勤務医へのアプローチの工夫を中心とする兵庫協会の活動を紹介し、全国で取り組みを強めようと呼びかけた。発言の要旨を紹介する。
役員が先頭に会員拡大を
理事長  西山 裕康

 兵庫協会では、組織率の低い勤務医の拡大を重視している。具体的には、私の出身である神戸大学医学部同窓会(神緑会)会長を訪問し、神緑会会報誌や総会で、協会の紹介を含むあいさつをさせていただいた。また、私がお世話になった肝胆膵外科の教授にインタビューを行い、教授主催の理事長就任を祝う会まで催していただいた。それ以来、外科同門会の会合で協会入会案内を配布するなど、協会の紹介をさせていただいている。また、兵庫医科大学でも同大出身の役員の協力を得て、兵庫医大病院長と面会、インタビューを経て、大学病院として入会を得ている。
 取り組みを進める中、今後の課題として浮かび上がったのは、開業医つまり医療機関のオーナーの団体として、勤務医に魅力を感じてもらえるよう共済など協会活動の紹介をいかに行うのか、いかに各病院長にそこで働く勤務医のライフプランに一定の関与が必要だということを強調するかということである。
 保団連は創立50周年に向け組織率の向上をめざしている。兵庫協会としても、会員の先生方にこれまで以上に声かけや紹介をお願いし、会員拡大に努めたい。
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