兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2016年4月15日(1811号) ピックアップニュース

燭心

 4月、新年度を迎えた。桜の時期もあっという間に過ぎ、これから紫陽花まで、次々とさまざまな花が咲き誇る。ところで、なぜか日本人は桜・ソメイヨシノに夢中になる傾向が強い。一気にこれでもかと〝ドヤ顔〟されると何か気恥ずかしさも感じる▼新社会人、新学期を迎えた学生さんの姿も。通勤バスが混雑、定期券売り場も行列ができ年中行事とはいうものの少し面倒である。テレビ番組の刷新も見られるが、高市総務相の停波発言もあってか、各局とも上滑りの報道しかしなくなったようだ▼内容はともかく週刊誌の見出しは社会情勢を反映している部分がある。某週刊誌のタイトル〝NHKニュース「秘密のルール」を暴露する−国会論戦は「政府答弁」で締める/都合の悪い委員会は「中継なし」/籾井会長の「モミールール」/保育園デモ、原発デモ、安保デモの「現場映像」に鉄の掟〟確かに人目を引く▼「保育園落ちたの私だ」というブログから巻き起こった世論に対し、報道は口をつぐむ。入園できなく仕事をあきらめた家庭はどんなに悲惨であろう。政府は参議院選を前に対応にあたふた。〝自治体基準を緩め国基準にせよ。小規模園の定数を3人増やせ〟実態も把握せず園児や職員に負担を押し付けることを強要する。まことに無責任、何とか報道が取り上げないものか▼選挙権が18歳からになる現在、さまざまな角度から真実を伝えることが報道界の使命であり、民主主義の第一歩だ(無)
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