兵庫県保険医協会

会員ページ 文字サイズ

兵庫保険医新聞

2020年10月05日(1954号) ピックアップニュース

新自由主義・利権政治の象徴 「大阪都構想」を許すな
協会理事会で支援決定

1954_08.jpg

都構想の問題点を解説したリーフレット

 協会は9月26日に開催された第1119回理事会で、大阪府歯科保険医協会の小澤力理事長と全国保険医団体連合会の住江憲勇会長から寄せられた、「大阪都構想」反対運動への支援要請を受け、「都構想」が兵庫県政や国政に与える影響や、推進勢力である維新の会の問題点、大阪府歯科保険医協会とのこれまでの協力関係などについて討議を行った。
 結果、「都構想」の根拠となる大都市法は全国に適用されうるもので、兵庫でも大阪と同様の事態が起こりかねないこと、「大阪都構想」を推進する維新の会は、社会保障の連続改悪を行ってきた安倍政権の補完勢力としてその推進に加担して来たこと、「大阪都構想」は大阪市を廃止してその権限と財源を「都」が奪い、医療・社会保障制度改悪を進め、カジノ・IR構想などの巨大開発に注ぎ込むという新自由主義的政策、利権政治の象徴であるとの問題を確認。協会として、(1)「都構想」反対への活動支援募金、(2)大阪市在住の知り合いへ「反対」への投票呼びかけや、宣伝物の配布、(3)役員・事務局等の派遣を行うことを確認した。
 リーフレット(右)を今号に同封しています。会員の皆さまも、ぜひ大阪市在住の知人・友人等に「都構想」反対の声を広げるなどご支援を賜りたくお願い申し上げます。
バックナンバー 兵庫保険医新聞PDF 購読ご希望の方