兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2020年12月15日(1961号) ピックアップニュース

神戸市のアスベスト見落とし
神戸新聞が報道 協会調査で指摘

 中央区にある市営住宅の解体にあたり、神戸市が危険性の高いアスベストを見落としていたことが、協会の指摘で発覚したことについて、11月16日の神戸新聞で大きく報道された。
 記事では、「兵庫県保険医協会が、建築時の資料『設計図書』に基づいて指摘したところ、施工業者のミスが発覚」として、神戸市が危険性の高い飛散性のアスベストはないとしていたが、協会が情報公開請求で設計図書を入手し、電気室で吹き付け石綿が使用されている可能性が高いことが判明。アスベストの使用確認を協会が申し入れたところ、指摘通り電気室で吹き付け材が、店舗のダクトの耐火材にも飛散性の石綿含有建材が確認されたと報道した。
 また、森岡芳雄協会副理事長の「老朽化した建物の取り壊しは今後増える。市民の健康を守るため、丁寧に石綿の有無を調べてほしい」とのコメントを紹介している。
 協会は引き続き、アスベスト飛散防止対策を求めて、活動を継続していく。

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神戸市の石綿見落としを報道した神戸新聞

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