兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2022年5月15日(2005号) ピックアップニュース

神戸市営住宅アスベスト見落とし問題
毎日放送「憤マン!」で特集 武村副理事長が出演

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アスベスト見落とし再発防止へきちんと検証すべきと語る武村副理事長

 中央区の神戸市営住宅(下山手4号棟)の解体工事で、危険なアスベストの見落とし・調査結果の不一致が協会の指摘により発覚した問題について4月25日、毎日放送のよんチャンTV内コーナー「憤マン!」で放送された。
 番組は10分以上の時間を使い、「市営住宅のアスベスト〝見落とし〟3回の調査で解体工事は5億円増」と題して本問題をくわしく特集している。
 「兵庫県保険医協会が1階部分の『電気室』のアスベストの調査状況を確認したところ、施工業者のアスベスト見落としが発覚」と協会の指摘によりこの問題が明らかになったことを紹介。市営住宅近くにある生田診療所の武村義人所長(協会副理事長)が現地を案内する様子やコメントを交えながら、神戸市が見落としを受け工事を延期したこと、複数のアスベスト調査が行われたが多数の箇所で調査によって結果が異なり、原因が不明のまま1回でもアスベスト「あり」と結果が出たところに一律でアスベスト処理を実施するとした結果、当初2億円だった契約金額が5億円増の7億円超に膨らんだことなどこの間の経過をくわしく解説した。
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コーナー視聴はこちら

 アスベスト調査結果が異なることについて、協会は第三者委員会による検証を求めているが、このことについて専門家である東京女子大学の広瀬弘忠名誉教授の「市としてはきちんとした検証をすべき」とのコメントを紹介し、「今後も老朽化した建物が増えるなか、なぜアスベストの見落としが発生したかも含めて再検証するべき」という武村先生のコメントでコーナーを締めくくっている。
 この放送は、番組のYouTubeから視聴可能。左のQRコードよりぜひご覧いただきたい。
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