2025年4月25日(2100号) ピックアップニュース
開業準備から 承継・閉院まで
さまざまな開業医サポートをご用意

いつか迎える医院の閉院・継承に向け、具体的な事例も交えながら、考えるべきポイントや準備がわかると好評のセミナー
新規開業医研究会
保険請求、新規指導対策 労務・税務を一日で
新規開業医がおさえておきたい知識を一日で学ぶことをコンセプトに開催されており、「保険診療と保険請求の要点」や「レセプト審査の概要」、「新規個別指導対策」、「新規開業に必要な税務の知識」や「開業時の労務」をテーマに、実際に新規指導を受けた医師からの体験報告や、協会の社保講師陣・事務局や税務講師団の税理士、社会保険労務士らによる解説が行われた。
参加者からは講義ごとにたくさんの質問が出され、講師がそれぞれ、ていねいに回答した。
アンケートでは「現役医師の新規指導の体験談がとても参考になった」「労基法の話がとてもわかりやすかった」などの感想が寄せられた。
次回の開催は7月13日。類似の企画として「勤務医のための開業実現セミナー」も6月21日に予定している。
承継・閉院セミナー
医院の終い方 具体的にイメージ
協会とM&D保険医ネットワーク(大阪保険医協組合)共催による「第三者承継・閉院セミナー」は3月16日に開催され、医師・歯科医師ら33人が参加した。
第一部「承継」では、エニータイムヘルスケアコンサルティング株式会社の牟田修・細羽雄太両氏が、第二部「閉院」では、R&Tメディカル株式会社の杉谷孝史氏が講演。第三者承継の流れやポイント、実際の成功例、建物の解体や不動産処分、テナントの現状回復の相場などが紹介された。終了後はそれぞれの講師が参加者からの個別相談に応じた。
参加者からは「後継者がおらず、患者やスタッフのことを考えると承継を進めていくのがよいと思っている。知らなかったことが多く、セミナーは参考になった」などの感想が寄せられた。