兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2025年6月15日(2104号) ピックアップニュース

医師・歯科医師緊急要請署名に寄せられた一言
"医療現場の崩壊の危機""地域医療の維持困難に"

 「物価高騰に対する医療機関への財政措置を求める」医師・歯科医師署名に寄せられた一言を抜粋して紹介する。

・診療報酬を上げていると厚労省は発表されていますが、実際に算定しようとするとクリアーが困難な条件や規則があって、実際、算定できない事が多々ある。

(南あわじ市)


・物価(特に光熱費)、人件費高騰と人口減少により収益が年々減少している。経営維持が困難になりつつある深刻な状況にある。

(美方郡)


・これだけ物価が上がっているのに、診療報酬が緊急で上がらないのが納得できない。

(丹波市・歯科)


・「医療費亡国論」から悪者にされている医療費ですが、高齢者の増加、医療の進歩から考えると、医療費の増加は自然な流れと思います。それを強引な改定で安売りさせられるのだから、人件費、固定費を支払うだけで何も残らなくなり、医業継承は困難になっております。

(赤穂市)


・医療現場の崩壊の危機として捉えている。軍事費の削減で賄うこと、すべてが幸せになる手法と思う。

(姫路市・歯科)


・物価高騰とそれに伴う消費税負担額の増加による二重苦でもう限界です!!

(西区・歯科)


・国の失策による経済困窮を国民、とくに医療従事者に押しつけて、それで済まそうとするのはどうなのでしょうか。

(西宮市)


・少子化顕著。開業当時と比較して市の出生数は半数以下。もともと低い小児科保険点数上がらず。院長給与を0にしても黒字化できないのにスタッフの給与を上げた。

(宝塚市)

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