2025年8月25日(2110号) ピックアップニュース
北阪神支部が森臨太郎宝塚市長と懇談
マイナカード保有者含め「資格確認書」全員発行を要望
市長「医療現場の実情把握したい」

森臨太郎宝塚市長(左3人目)と懇談した、北阪神支部の中井通治支部長(右3人目)、林宗茂(右2人目)・脇野耕一(左2人目)・川村雅之(左端)各副支部長、工藤大八郎幹事(右端)
北阪神支部は森市長に対し、当選の祝意を伝えるとともに、宝塚市の医療改善への尽力を要望した。
特に、北阪神支部の候補者アンケートで「前向きに検討する」と森市長が当選前に回答していた、保険証の廃止に伴う「資格確認書」の職権発行(プッシュ型発行)について、宝塚市民の円滑な受療行動を確保・保障するうえで、きわめて合理的かつ重要なので、ぜひ「公約」を実現してほしいと要求した。
森市長は「宝塚市では、保険証をマイナンバーカードに紐づけていない国保加入者の方に、すでに7月に資格確認書を送付した。医療現場で混乱しないように各医療機関での実情も把握しながら、引き続き検討していきたい」と回答した。当日は市長のほか、藤田市民交流部部長、他2名の職員も同席した。
北阪神支部は今後も現場の声を届け、安心して医療が受けられる自治体になるよう市長への働きかけを続けていく。