2025年9月25日(2113号) ピックアップニュース
地域の医療機関守るため診療報酬の大幅引き上げ求める
医師・歯科医師署名にご協力ください
FAXでお届けした署名用紙。別途、月刊保団連10月号にも同封してお届け予定です
オンライン署名は こちらから
「喘息・胃炎」も生活習慣病管理料へ?
帝国データバンクによると、2025年上半期の医療機関倒産は35件と過去最多ペースとなっており、その背景には、物価・人件費・光熱費などの高騰にもかかわらず、診療報酬が全く見合っていない現実がある。しかしながら、中医協での議論で、支払い側は、特定疾患管理料において「気管支喘息」や「慢性胃炎」の算定が多いことを問題視し、これらを生活習慣病管理料へ移行することも示唆している。さらに、「診療所の受診延べ日数が最も多いのは整形外科、次いで皮膚科、耳鼻咽喉科」「『専門外来の包括評価』を設定することも...論点」としているが、延べ日数が多いのは国民のニーズに基づく受診行動の結果であり、件数が多いから包括にという議論は、乱暴すぎるものである。
※署名は「期中改定や、国の責任による補助金等での緊急財政措置を早急に行うこと」「26年診療報酬改定で少なくとも10%以上の大幅な引き上げ」「患者窓口負担の大幅軽減」の3点を求めるもの。署名用紙は9月中旬に医療機関にFAX送信している他、上記二次元コードからオンラインでも可能となっています。多くの会員の先生方のご協力をお願いいたします。



