兵庫県保険医協会

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兵庫保険医新聞

2025年10月15日(2115号) ピックアップニュース

地域医療の危機的状況を知らせ 緊急措置求め声集めよう!!
患者・一般の方々向け署名&「クイズで考える日本の医療」スタート!

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▲地域医療の存続困難に関するクイズに答えると、兵庫県グルメが当たる企画の応募用紙

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クイズとあわせてお届けする署名用紙。患者さんに協力を呼びかけていただきたい

 声を集めて地域医療の危機の改善へ--。長らく続く政府の低医療費政策に加え、この間の物価高騰で、病院・診療所問わず多数の医療機関の経営が悪化している。この現状を打開するために、協会は医療機関への緊急財政措置や診療報酬大幅増を求めて医師・歯科医師署名に取り組み、10月8日までに426筆が集まっている。さらに、患者・市民の方々にこの問題を知らせようと、「なくさないで!みんなの病院・医療」をテーマに企画「クイズで考える日本の医療」を実施するとともに、請願署名に取り組む。緊急財政措置・大幅プラス改定を実現するため、多くの会員の先生のご協力をお願いしたい。

 クイズの問題は3問。
①病院や診療所の倒産・廃業はどうなっている?
②お産ができる病院・診療所が『ゼロ』の市町村の数は?
③医療機関の経営が厳しくなっている主な理由はどれ?
 それぞれ回答は、①過去最大規模で増えている、②1000を超えている、③物価高と人件費が増え、受け取る報酬が減ったから、となる。
 このクイズに答えることで、物価高と低診療報酬により、地域の医療機関が存続の危機に陥っている現状を、分かりやすく患者さんに知らせることができる内容になっている。
 クイズの全問正解者のなかから抽選で100人に、兵庫県の特産品が当たる。クイズの応募は、応募用紙を医療機関で回収いただくか、切手を貼らずにポストに投函、もしくはオンラインからも可能。実施期間は12月末までとなっている。
 昨年のクイズ企画にご参加いただいた医療機関には10月中にクイズ応募用紙と回収BOX、返信用紙のセットをお届け予定。他の会員の先生方には月刊保団連11月号に同封し、見本として1部をお届けする。同時に「地域住民の医療を受ける権利を保障するために医療機関の維持存続への支援を求める請願署名」もお届けするので、あわせて患者さんへの協力を呼びかけていただきたい。
医師・歯科医師署名署名は400人を突破!
 医師・歯科医師署名は現在までに400人を超え、日々切実な声とともに、多数の署名が寄せられている。
 12月頭の政府・国会への提出に向けて、さらに多くの先生方の協力をお願いしたい。
 署名はオンラインでも可能なので、まだの先生方は今すぐ下記の二次元コードから署名をお願いします。
 紙の署名用紙の注文、クイズ応募用紙等のグッズ等は、電話078-393-1807まで。

まだの先生は今すぐ署名を!
「緊急財政措置と診療報酬の大幅引き上げを求める」
医師・歯科医師署名は下記の二次元コードから
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▲署名はこちら!▲

 協会では、2026年診療報酬改定に向けて、医師・歯科医師署名に取り組んでいます。
 長らく続く政府の低医療費政策に加え、この間の物価高騰で、多くの医療機関の経営が悪化しています。この現状を打開するために、ぜひ、ご協力をお願いします。
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