2025年11月15日(2118号) ピックアップニュース
10・30国会要請行動
"診療報酬引き上げしかない" "「保険でより良い歯科」を"
署名を受け取る辰巳孝太郎(①右2人目)・堀川朗子(②右2人目)各衆議院議員、大門実紀史(③右)参議院議員(いずれも共産)
深刻な受診抑制の実態を知らせ、窓口負担引き下げの必要性を訴える小寺評議員
3議員と面談 署名を提出
当日は辰巳孝太郎・堀川朗子各衆議院議員・大門実紀史参議院議員(いずれも共産)の3議員が面談に応じた。
辰巳議員は、「高市新首相は、所信表明演説で『赤字に苦しむ医療機関や介護施設への対応は待ったなし』としたが、維新との4兆円の医療費削減合意は看過し難い。先生方のご意見は受け止めた」とし、「保険でより良い歯科」署名の紹介議員を引き受け、「皆さんの声を国会に届ける」と応じた。
堀川議員は、低診療報酬と物価高騰で苦しむ医師・歯科医師からの声を受け、「皆さんの言われるような深刻な声が全国の医療機関から寄せられている。他党と連携しながら深刻な実態を国に届け、医療が継続できるよう一緒にがんばりたい」と応じた。
大門議員は「自維政権は大軍拡のもとで医療費の大幅削減を目論んでいる。医療関係者と力を合わせて阻止したい」とした。
総枠拡大で切り拓く!歯科決起集会
兵庫から参加した小寺評議員が発言。「物価が高騰するもと、経済的理由などによる未受診が広がり、受診抑制が深刻化している。患者窓口負担の引き下げは急務。また、医療機関に対しては消費税のゼロ税率適用が急がれる」と呼びかけた。
また、自民、立憲、国民、共産、有志・改革の会など12人の国会議員が集会に駆けつけ、「口腔ケアの大切さの啓蒙」「低歯科診療報酬の改善」のため力を合わせることを確認した。
【歯科署名の紹介議員を引き受けた11議員】
・井坂信彦・桜井周・橋本慧悟(立憲)・辰巳孝太郎・堀川朗子(共産)・大石あきこ・舩後靖彦(れいわ)各衆議院議員
・大門みきし・倉林明子・山下よしき(共産)・福島みずほ(社民)各参議院議員
(前国会で提出したものもあるため、元議員も含む)



