2026年1月25日(2123号) ピックアップニュース
燭心
光陰矢の如し、昨年もアッという間に過ぎ去った。気候変動のせいか長く暑い夏、過ぎたとたんに年末到来。クリスマス・除夜の鐘・初詣、宗教感覚が抜け去ってイベント感覚が大きい諸行事。私の子どものころは仏教文化が強く、クリスマスなどは知られてはいたが行わないところが多かった。ある子どもが初詣にお祈り祈願〝また今度もサンタさんが来るように〟と▼近年日本の休祝日が変化した感じがする。まずは平成の天皇誕生日がなくなり2月23日が(令和)天皇誕生日になり、昭和の天皇誕生日は「みどりの日」から「昭和の日」に。「国民の休日」も。「成人の日」のように定日だったが週の月曜日になったのもある。日常診療において困惑することも▼2月には「建国記念日」がある。正しくは「建国記念の日」で神武天皇の即位の日で〝国を愛する心を養う日〟とされる。紀元前の天皇の寿命は長く、神武天皇127歳、景行天皇143歳! まさに葬儀屋泣かせである▼国を愛する心を養う...その方法はいかに。最近はなぜか同調圧力が強く、その意義も考えず、少数意見も圧殺し〝ねばならない〟的風潮を強く感じる。また排外主義が強まり「日本」...その示す範囲もあいまいなままに愛することを強要する。本当に愛されるべき日本とはなにか、主権者である私たちが憲法の示すとこによって作り上げていくものではないだろうか。日本のみならず全世界の恒久平和、人権の尊重の追求。これがそれを実現する鍵である。(無)



