2026年2月25日(2126号) ピックアップニュース
現場の医師の声を聞き医師養成計画への反映が重要
韓国・大邱広域市医師会と懇談会
参加者皆での記念撮影。今夏、大邱市で開催されるマスターズ陸上大会への参加呼びかけもされた
懇談会では、半田伸夫協会副理事長が日本と韓国の医療制度を比較。日本の開業医は幅広い知識を用いて診療し、必要に応じて専門科や病院を紹介するなどゲートキーパーの役割を果たし、在宅医療や介護サービスなどにも関与する傾向が高いとした。
続いて、イ・サンホ主席副会長が韓国の医学部定員数について、医療者らの反対にもかかわらず前大統領が2025年の定員数の50%増を実行した問題を解説。
そもそも医学部の定員数を検討する「医療人の受給推計委員会」は、経済学、統計学などの分野を専攻し、大学の助教授などと同等の資格を有する者しか入れないため、臨床医の意見が届きにくいと指摘。教育の質を確保することが最も重要だとし、現場の医師の声を聞き政策に反映させることが重要だとした。
参加者からは「今後の医療政策へのヒントになった」などの意見が出され、今後も交流を深めることを確認した。



