2026年3月15日(2128号) ピックアップニュース
燭心
当院に好酸球性副鼻腔炎を有し定期的に鼻茸摘出術を行っている患者がいる。手術予約日に来院されず問い合わせたところ、夜中に喘息発作を起こし救急病院へ入院したとのこと。後で経緯を伺うと、感冒になり市販薬を購入。ロキソニンを服用したため喘息の重積発作を誘発したという。また別に、花粉症やアレルギー性鼻炎に頻繁に使われるアレグラは服用しても眠気を起こすことは少ないが、夜間覚醒(不眠症)になった症例を数例経験した▼自維政権はこれらOTC薬のある処方薬の保険外しを企み、まずは特別負担を課そうとしている。保険から外れてしまえば、保険料を支払っていて病気で治療の必要があっても、薬代を自費で賄うことになる。医院の受診控えが起き、市販の解熱剤を薬店で購入し、解熱剤の危険な副反応が拡大したり、マクロライド系抗生剤と併用禁忌薬剤の事故や、感染症の拡大も起こり得る▼これを進める維新の会は国保料逃れの議員の巣窟。代表の吉村大阪府知事はコロナ禍の時、全く科学的根拠もなく、イソジン含嗽薬で予防できると主張した。人間の作る化学物質は体内に入る異物であり、とくに安全性が重視される。専門外の政治家でなく、国家資格を有する医師・薬剤師に委ねるべきである▼保険料を支払っているのに薬代を自費で払うようでは公的保険とは言えない。保険料軽減効果も少ない。公的保険制度を壊すつもりか? 強大な虎(自民党)に擦り寄る狐(維新)、共に政権与党の資格がない(鼻)



