兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2005年8月

【火曜】 歯と歯の間の清掃~デンタルフロスと歯間ブラシ

 今回は、口の中の清掃でも、磨きにくい場所のひとつである歯と歯の間、つまり歯間の清掃についてお話しましょう。
 歯間については、専門的に磨く道具があります。これらは、歯間清掃用器具あるいは歯間クリーナーなどと呼んでいるのですが、こういった器具を使うと大変便利で効果的です。
 さて、この歯間クリーナーの代表的なものに、デンタルフロスと歯間ブラシがあります。デンタルフロスは、フロスというナイロンの糸を40cmくらいの長さに切り、左右両手の中指などに巻きつけてピーンと張ったままの状態で、歯と歯の間にノコギリを引くように入れていき、歯の側面に沿わせながらゆっくり上下に動かします。これには、あらかじめハンドルの付いたフロスハンドルというものもあり、同様の使い方をします。また、歯間ブラシは、歯間部に挿入し、前後に2~3回動かします。この時、歯肉に先が突き刺さらないように注意が必要です。これには、奥歯に使いやすいようにL字型に曲げてあるものもあります。さらに、サイズはLからスリーSまで細かく分かれており、歯間部の大きさに合わせて選びます。
 それでは、最後にあるデータをご紹介しましょう。これは、ブラッシング方法の指導を受けた人たちを対象にしたものですが、歯ブラシのみの清掃では、歯間部の歯垢清掃率は58%です。一方、歯ブラシとデンタルフロスや歯間ブラシを合わせて清掃すると、その歯垢清掃率は95%に上がるという結果です。ただどんなにすぐれた道具も、その使い方が誤っているとその効果を十分に発揮できませんので、かかりつけ医へご相談の上、指導を受けるようにしましょう。

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