兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2007年5月

【月曜】 コンタクトレンズの注意点

 現在、コンタクトレンズを使用している人は、約1,500万人と推定されています。このうち約8~10%に眼科専門医での治療が必要な目の障害が発生しています。
 コンタクトレンズには大きく分けて、①ハードコンタクトレンズ、②ソフトコンタクトレンズ、③使い捨てのディスポーザブルレンズがあります。それぞれに長所も欠点もあり、目の障害も色々と発生しますが、ここではまとめてお話しします。コンタクトレンズは目に直接装着する関係で、眼球に関するトラブルが起こることがあります。
 第一に、長時間の使用やコンタクトレンズの汚れ、破損、涙の減少などにより、黒目の部分である角膜の中央部や周辺部に傷が出来ると、目の痛みや涙が多く出たりします。さらに、傷が大きかったり、長引いたりすると白目の部分である結膜から傷が広がり、角膜が白くにごる事もあります。また、傷から色々な菌が入り角膜の感染症を引き起こす事もありますので、コンタクトレンズのケアに注意して下さい。
 第二に、長年コンタクトレンズを使用することにより、角膜への酸素不足などで角膜をつくっている細胞が減少することがあります。減少が著しいと、角膜が白く濁ったり、腫れたりする水疱性角膜症を起こす事があります。この水疱性角膜症は現在、治療法が角膜移植しかないので注意が必要です。また角膜をつくっている細胞の減少が多いと、将来、白内障の手術を受ける時にも、色々と困難な事が起こります。
 最後に、コンタクトレンズによりアレルギー反応を起こすこともあります。これは主として、上まぶたの裏側にデコボコの隆起物が出来て、かゆい、コロコロするなどの症状がでてきます。これには、コンタクトレンズの洗浄や、その人に合うコンタクトレンズを選ぶことが必要です。
 快適にコンタクトレンズを使用するためにも、正しい使用方法を守り、眼科専門医の定期検査を受けるようお願いします。

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