兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2007年9月

【金土日】ヘルペスってどんな病気?

 ヘルペスという病名は最近よく耳にするようになりましたが、あまり正確には知られていないように思います。ヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染して、皮膚に小さな水疱が出来る病気の総称です。
 ヘルペスには大きく分けると、その症状によって二つに分けられます。単純ヘルペスと、帯状(たいじょう)ヘルペスです。
 まず単純ヘルペスですが、これは「単純ヘルペスウイルス」の感染によって起こります。好発部位は口の周りなどの顔面と陰部です。風邪を引いたときや疲れたとき、また強い紫外線を浴びたり、強いストレスで免疫力が低下した時に症状が出ます。はじめに患部に痒みやほてり、違和感を感じ、次第に痛くなります。その後赤く腫れ、小さな水疱が沢山出来てきます。普通は水疱がかさぶたになり、10日から2週間ぐらいで治まります。比較的再発しやすい病気ですが、軽症で終わることが多い病気です。
 次に帯状ヘルペスですが、これは水ぼうそうの原因である『水痘(すいとう)・帯状ヘルペスウイルス』が原因でなる病気です。通常子どものときに移った水ぼうそうのウイルスが、体に潜んでいて、体力、免疫力が低下した時に、再び暴れだす病気です。最初神経痛のような痛みを感じ、後に小さな水疱が帯状(おびじょう)に出てきます。頭や顔、体、腕、足など左右どちらか片側に帯状(おびじょう)に広がるのが特徴です。水疱の周りは赤く腫れ、痛みが激しく、熱が出て重症化することもあります。また水疱がかさぶたとなり治癒した後も、神経痛がしばらく残ることもあります。普通再発はしません。体が弱っているときになる病気ですので、栄養を取り、体を休めることが大事です。
 ヘルペスには近年非常に有効な薬が開発され、効果を挙げています。症状にあわせて、外用剤、内服薬、注射薬があります。早期の治療開始により、軽症で治まることもあります。異常を感じたらなるべく早く皮膚科専門医に相談するのが良いでしょう。また日頃から、食事や睡眠をきちんととり、疲労やストレスを避け、抵抗力のある丈夫な体を作ることが大切です。

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