兵庫県保険医協会

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健康情報テレホンサービス

2010年1月

【水曜】 痔の予防~おしりにやさしい日常生活

 今日は、痔の予防について、おしりにやさしい日常生活というテーマでお話します。
 痔には、いぼ痔、切れ痔、じろう痔瘻とありますが、いずれも予防としては日常生活の中で気をつけていくことが大切です。以下、7つの大切な項目をまとめてみました。
 第1は、いつも清潔にすることです。きれいにするからと石鹸でおしりをゴシゴシ洗うと、肛門の周りの皮膚が傷ついて、かゆみやかぶれを起こす原因になるので注意しましょう。また温水洗浄便座の使いすぎもよくありません。
 第2は、便秘・下痢はおしりに良くありません。便秘も下痢も肛門には負担がかかります。規則正しい食生活を心掛けて、排便習慣にもリズムを持たせましょう。バナナ状の便が理想的です。
 第3は、トイレでいきむのは百害あって一利なしです。トイレに長時間留まることはやめましょう。いきむことにより肛門がうっ血して、いぼ痔やその他の病気を引き起こします。トイレでの排便は2分以内、排便がなければ諦めて、次に便意をもよおすのを待ちましょう。
 第4は、冷えは万病の元です。体を冷やすことは、おしりだけでなく他の病気も引き起こします。冷えを防ぎ、お風呂で十分に下半身を温めてください。
 第5は、同一の姿勢というのはおしりに良くありません。立ちっぱなし、座りっぱなしは避けて、1時間に1度は、座ったり席を立ったりして姿勢を変えましょう。
 第6は、刺激物の取りすぎに注意しましょう。唐辛子・わさび・こしょう等の刺激物はおしりも刺激します。アルコールも飲みすぎはいけません。「何でもほどほどに」がベストです。
 第7は、何はともあれ規則正しい生活をしましょう。ストレス・睡眠不足は体に不調をきたし、肛門にも影響を及ぼします。嫌なことがあってもくよくよしないで、睡眠時間を十分とって規則正しい生活をおくりましょう。
 ただし痔についても、病気になってしまった場合は早期治療が大切です。排便時の出血や、肛門の周りの痛みなど、気になる症状があるときは早めにかかりつけの先生に相談されることをおすすめします。

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